No.043オーダーメイドのシルバーリング

オーダーメイドのシルバーリング

遊びゴコロのつまったオーダーリング

一目ぼれした景色の中で

平和大通りのケヤキの景色がよく見える大きな窓と見晴らしの良い屋上のテラスに一目ぼれしたと話す、店主の吉村亜紀子さんのこだわりの詰まった、お洒落な店内には、オーダーから彫金の仕上げまで一人で全行程を行うオーダーメイドのリング、ピアス、ネックレス、バングルなど、多岐にわたるアイテムがずらりと並ぶ。2019年1月、19年続いた『ハンドメイドシルバー&レザー Little twitter』を閉店し独立。長年親しんだ並木通り内で移転し、2019年3月『ハンドメイドシルバーアクセサリー Beija Flor』をオープン。ついつい長居をしてしまう居心地の良い店内でお客様と会話を弾ませ、「とっておきのアクセサリーに出会えました。」と喜ばれる事がこの仕事の醍醐味と話す笑顔も印象的。

原点・インディアンジュエリーとの出会い

20歳の頃に出会ったインディアンジュエリーに魅せられ、2001年アメリカで買い付けたインディアンジュエリーとレザーのお店を、並木通りにオープン。ほぼ独学で、彫金をはじめ、「好きなものを作ってみたい。」とマリアや十字架をモチーフとしたオリジナルアクセサリー制作をスタート。物づくりは相手に沿う形でつづいていくと話す吉村さんから作り出されるアクセサリーは、マリッジリングやベビーリングなど、人生の節目にオーダーされる事も。前身のお店から繋がっている20年来の付き合いのお客様とのご縁など、ジュエリーでお客様の人生に寄り添い続け、新しくスタートした「Beija Flor」でもその思いは変わらず「着けた時に気分が上がる、一人ひとりに似合うアクセサリーをつけてもらいたい。」とオリジナルアクセサリーを作り続けている。

新しい時代に向けて今できることを全力で

店舗運営やアクセサリー制作に加え、全国の被災地のボランティア「被災地でコーヒーを淹れる活動」やベテランボランティアの後方支援などを行い、被災地で出会った農家さんと交流を続け、りんごや特産品などを店舗販売するなど、広島でできる事も多いと話す。お客様や友人などと連携し、防災意識向上を目的とした防災ミーティングを開催することも。備蓄のすすめや非常食を食べる会など、もしもの時に備える活動もあわせて行っている。「Beija Flor」は、アクセサリーを生み出すだけではなく、様々な発信基地として、自分ができることを全力で取り組んでいる、吉村さんの活動は、コロナ渦の中でも、新しい時代を見据え、次世代にしっかりバトンをつないでいる。

とっておきのオーダーリング

オーダーメイドのシルバーアクセサリーは、遊び心の詰まったデザインにファンも多く、全行程を手作業で行い、時間と手間をかけ温かみのある柔らかい仕上がりで一つ一つ表情が違うのも面白い。オリジナルのアクセサリーに、吉村さんが選んだ見た目も美しい石の数々の中からフィーリングで選び、石付をオーダーすることも可能。指の形やサイズに合わせて、細かくヒアリングをして、「お客様にぴったりのリングを作りたい。」という店主の心遣いが随所に感じられる。様々なデザインのアクセサリーと相性が良いので、重ね付けのアドバイスもしっかり時間をかけて行ってくれるのも嬉しい。とっておきのオーダーリングをギフトにしてみませんか。

写真 山本興 / 取材・文  三宅真理子

店舗情報

写真:オーダーメイドのシルバーリング

オーダーメイドのシルバーリング

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