No.069onneのおむすび
ありふれた幸せを結ぶ、小さな手。
そこにあったら、心が躍るもの
「どうして『おむすび』なのですか?」という問いに、「私たちは昔から些細な日常の中の“小さな幸せ” を見つけることが大好きで、それをカタチにして発信したいと思いました。」と目を輝かせるふたり。onneのふたりが言う“小さな幸せ”とは、「なくても生きていけるけれど、そこにあったら何故だか心が躍るもの」。日本人なら誰でも食べたことのあるおむすび、普段の生活の中に当たり前に存在するおむすび、そんなおむすびになら、“小さな幸せ”を込められると感じたのだとか。さらにそこに“人の想いに触れたときに感じる幸せ” もプラスしてふたりはおむすびを結びます。小さな幸せと人の想いとその温もりが結ばれて『onneのおむすび』は出来上がります。
伝えたいのは、小さな幸せ
そんな『onneのおむすび』、もちろんその素材にもしっかりとした想いが詰まっています。塩は上蒲刈島の藻塩。お米は広島県産の「あきさかり」、そして、お米の味を左右すると言われるお水には「つゆ太郎さんの水」をチョイス。ふたりは神水と名高い湧水「つゆ太郎さんの水」を毎回汲みに出かけているそうです。お米を炊き上げるのは、緑の羽が愛らしい陶器の羽釜。下ごしらえをしたお米を火にかけ、炊きあがりを待つふたりの瞳は真剣に光ります。『onneのおむすび』は、塩おむすび、鰹ねぎ味噌おむすび、ツナマヨミョウガおむすび、大葉の醤油漬けおむすび、鮭と小松菜と塩昆布の混ぜご飯おむすびの5種で1セット。お揃いの真っ白な割烹着に身を包んだ可愛らしい手で結ばれるおむすびからは、ふたりの優しい愛情と小さな幸せが溢れます。
さて結びに、ふたりが話してくれたキャンプ場でのエピソードをひとつだけ。肌寒いキャンプ場の朝、『onneのおむすび』をたくさんおかわりしてくれた小さな男の子は、ふたりに何かお返しがしたいと辺りを探しました。そして手渡してくれたのは、小さなホッカイロ。「その男の子の優しい気持ちと暖かさがとても嬉しかったんです。」とonneのふたりは微笑みました。それきっと、日常の中にありふれた “小さな幸せ ” を見つけた瞬間だったのかもしれません。
さて結びに、ふたりが話してくれたキャンプ場でのエピソードをひとつだけ。肌寒いキャンプ場の朝、『onneのおむすび』をたくさんおかわりしてくれた小さな男の子は、ふたりに何かお返しがしたいと辺りを探しました。そして手渡してくれたのは、小さなホッカイロ。「その男の子の優しい気持ちと暖かさがとても嬉しかったんです。」とonneのふたりは微笑みました。それきっと、日常の中にありふれた “小さな幸せ ” を見つけた瞬間だったのかもしれません。
写真・取材・文 MiNORU OBARA
店舗情報
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店名
onne(オンネ)
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連絡先
インスタのDMよりお問い合わせください
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営業時間・
定休日インスタのDMよりお問い合わせください
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Instagram
onneのおむすび

