No.087レザーポーチ

レザーポーチ

一緒に持って出かけたい レザーポーチ

また会いたくなる レザー作家さん

佐伯区三宅の閑静な住宅地の一角で、革と布小物の“アトリエ∞ツル”を営まれるのはレザー作家の福本千鶴さん。とっても明るくてフレンドリーな女性です。自宅のお庭にプレハブハウスを建て、職人さんやご主人さんの手を借りながらアトリエに改装したのが3年ほど前のことです。6畳ほどのスペースの内壁に漆喰を塗り、足元に足場板の床材を敷き、ナチュラルで素敵な雰囲気のアトリエになりました。店内にはレザーのポーチやブローチ、おしゃれなインテリア雑貨、ドライフラワーなどが美しく飾られ千鶴さんのセンスが伝わってきます。
現在、受注制作とイベント、教室をされています。それはきっと、持ち歩くと気分がウキウキするようなレザー雑貨の魅力はもちろんのこと、一度会うと千鶴さんのお人柄のファンになるからではないでしょうか。お話をお聞きするうち、千鶴さんの“また会いたくなる”お人柄が伝わってきました。

レザー作家になったきっかけはお母さまとの合作バック

千鶴さんは幼い頃から手芸が好きでした。一度は社会に出てアパレル会社に就職したこともありますが、自分で作れた方がいいなと思い服飾専門学校へ。卒業後、お母さまがしていた喫茶店のお客さんから注文をもらったのがきっかけで、オーダーメイドで洋服や服飾雑貨などを作り始めました。
レザー素材を初めて使ったのは12年前のことです。お母さまが喫茶店を辞めて作り始めた“織りものの布地”を使い、千鶴さんがバッグを作ることになりました。ぴったりの持ち手がみつからないのでレザーで自作してみよう! と教室に学びに行ったのが始まり。千鶴さんは次第にレザーのハンドクラフトに夢中になっていきます。何十個と作品を作る中で腕が磨かれ、織りものと組み合わせるなど新しいデザインの商品も生まれていきました。
小物の委託販売をしていた家具屋さんでレザーワークショップをすることになり、やがてご紹介で「マルシェに出店しませんか」とお声がかかり、沢山の方と縁があって活動が広がっていきました。

一人一人を大切に思うものづくり

千鶴さんはお客さんとのリアルな繋がりを大切にしたいという思いがあって、商品のネット販売はしません。受注制作が多いのですが、お客さんの好みを詰め込んだ一点ものも多いそう。
「ここにポケットがあったらいいのに」「この形だったらいいのに」という“こうだったらいいのに”という小さな要望に千鶴さんは丁寧に寄り添います。そして、出来上がった商品を受け取ったお客さんの笑顔を見るのが本当に幸せ。だから納品する時もできるだけ手渡ししたいですね、とおっしゃいます。
教室に来る生徒さんと接する中での学びもあるそうです。クオリティの高い作品を作ってもらうのが正解ではなく、ハンドメイドの味があるのが好きな人もいる。千鶴さんは生徒さん一人一人の気持ちにそっと寄り沿い、形にするお手伝いを心がけています。

イタリアンレザーのヌメ革通帳ポーチ

逸品に選んでいただいたのは、イタリアンレザーの通帳ポーチ。通帳が5冊入るサイズですが、シンプルな財布としても、雑貨を入れるポーチとしても使えます。バッグの中で行方不明になりがちな小物をまとめるのにちょうどいい大きさです。ミシン縫いかと思うくらい整った縫い目が美しい上品な逸品です。レザーならではのしっとりとした肌触りで、ヌメ革なので経年変化が楽しめ、長く使っていただけます。
このポーチは2時間ほどのワークショップでもハンドメイドすることができます。レザーに下穴を開けてある状態で用意しているので、生徒さんは糸で縫うだけでよく比較的気軽に取り組めます。
「レザーって聞くと敷居が高く感じる人が多いので、気楽にレザーに触れて欲しいんです。」と千鶴さんは言います。生徒さんが作りたい物を作りましょう、というスタンスのとにかく楽しいワークショップ。レザーのハンドメイドを始めてみたい人はアトリエ∞ツルへ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

写真 田頭義憲 / 取材・文 日高愛子

店舗情報

  • 店名

    革と布の小物製造 アトリエ∞ツル

  • 住所

    〒731-5143 広島市佐伯区三宅5丁目1-4

  • 連絡先

    090-7594-5346

  • 営業時間・
    定休日

    【営業時間】水木金10:00~15:00
    【定休日】月火土日

  • Instagram

    https://www.instagram.com/atelier_turu/

写真:レザーポーチ

レザーポーチ

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