No.091fizzy pop:)~沖美町で採れたレモンとはちみつで造った笑顔になれるサイダー~

fizzy pop:)~沖美町で採れたレモンとはちみつで造った笑顔になれるサイダー~

江田島産のレモンとはちみつがギュっと詰まったサイダー

地元広島で柑橘園をしたい

大野、宮島、湯来、江田島で養蜂場と柑橘園を営んでいる「はつはな果蜂園」代表・松原秀樹さん。広島県内にたくさんある養蜂場と果樹園の中から、江田島の穏やかな気候でレモン、甘夏、八朔を育てている江田島・沖美町にある果樹園に取材へ伺いました。段々畑の柑橘園からキラキラと光る瀬戸内海、大竹の阿多田島、裏宮島も見える絶景のロケーション、「ここから見る景色が大好きなんです」と松原さん。穏やかな眼差しで、柑橘園の手入れ作業をしている姿がとても楽しそうです。無農薬のレモン、八朔、甘夏などをはじめ、広島県内で畑や養蜂場に適した場所を探し、ほぼ1人で開墾し、畑や養蜂を行っています。広島・大野出身の松原さんは、大学進学のため東京へ行き、卒業後IT会社に入社しました。15年間の会社員生活を経て、「地元で柑橘園をしたい」との夢を叶えるため地元広島へ戻ってきました。東京で広島の養蜂家と出会った縁もあり、養蜂にも興味を持ち、広島に戻った際に養蜂の勉強を始め、2015年に「はつはな果蜂園」として夢の柑橘園と養蜂業をスタートしました。

自然が大好き

中学・高校生時代、山登りをしていた経験から自然が大好きだったという松原さん。東京で会社勤めのかたわら、毎週末農家のお手伝いを4年ほど続け、農業への準備を進めていた松原さん。農業のノウハウを活かし、広島で柑橘園を始めた松原さんは無農薬レモンを作りたいと江田島を選びました。「柑橘は土づくりをやりすぎず、肥料も最小限にして、草刈をしたものをそのまま置いて、自然の状態を保つことで、この土地ならではの柑橘が育つんですよ」松原さん自慢の江田島の柑橘園は、今年4年目を迎え、植樹した苗木が育ち、ミツバチも増えてきたので、さらに美味しいはちみつが採れるようになると期待に胸がふくらみます。「創業後、先々代が地元大野でネーブル農家をやっていて当時は海外輸出をしていた事もあるという話を聞いたんですよ」素敵な縁が繋がっているエピソードだなと感じました。

旅するミツバチ

ミツバチからはちみつが採れる時期は5月と6月の約2カ月間。ミツバチは冬になると大竹や湯来にある気温の低い場所へ、春先になると気候が穏やかな江田島へと渡っていくので、シーズンになると、宮島や江田島それぞれの場所に移動させています。「はちみつは、その土地の植生によって、ミツバチの通う花が違うので、味の違いを楽しめるんですよ」と松原さん。その違いを楽しんでもらうため、県内の様々な土地で養蜂を行っています。はつはな果蜂園のはちみつは布で濾過するのみ、ブレンドなどの加工をしていないので、はちみつ本来の味を楽しめる広島土産として、「はつこいマーケット」などのアンテナショップで人気商品です。江田島産のはちみつ「沖美の輝き」のボトルは松原さんの子どもさんが描いたというミツバチをデザインに取り入れ、パッケージが可愛いのも魅力のひとつだといいます。

江田島の旨味がギュっと詰まったサイダー

県内の様々な場所で、養蜂園と柑橘園を行っている松原さんは、栽培した柑橘やはちみつなどの商品に加え、新しく江田島・沖美町のレモン園に設置した巣箱から収穫したはちみつと、レモン果汁と強炭酸で造ったサイダー「fizzy pop:)~沖美町で採れたレモンとはちみつで造った笑顔になれるサイダー~」を造りました。江田島産レモンの香りとはちみつの甘さがマッチした強炭酸ジュースは飲みごたえがあり、レモンの果汁に含まれている繊維入り。どこか懐かしい瓶のサイダーは、はちみつの柔らかい甘みと新鮮なレモンを感じられる爽やかな飲み口の逸品です。松原さんが愛情込めて育てた江田島のレモンとはちみつの魅力がいっぱい詰まったこだわりのサイダーを贈り物にしてみませんか。

写真 山本興 / 取材・文  三宅真理子

店舗情報

写真:fizzy pop:)~沖美町で採れたレモンとはちみつで造った笑顔になれるサイダー~

fizzy pop:)~沖美町で採れたレモンとはちみつで造った笑顔になれるサイダー~

チケットで広島のお店を応援!電子チケットを購入するチケットで広島のお店を応援!電子チケットを購入する 電子チケットについて 一覧へ戻る