No.111純米酒
竹原の水と微生物を使った 極上の日本酒
自然の力で醸す酒造りを復活させ 後世に継承したい
藤井酒造が目指すのは“風土と文化を映す酒造り”。義大さんが力を入れてきた“生酛(きもと)造り”もその一つです。日本酒はお米を蒸し、微生物で発酵させる“発酵食品”。安定して効率よく醸造するため、現在は人工的に培養した菌を使うのが一般的です。しかし江戸時代などの酒造りは、蔵の壁や天井に自生している菌を繁殖させて醸すものでした。人工培養の菌を使わない、自然の力で醸す伝統的な製法が“生酛(きもと)造り”です。これは時間と手間と最高峰の技術が必要なものですが、日本津々浦々その蔵でしか造れない、味わい深いお酒になるのです。
「竹原の水、竹原の微生物を使う酒造りで、地元に目を向ける人が増えてくれたらと思います。近代の大量生産の中で失われた素晴らしい伝統技術を復刻させ、後世につなぎ文化を継承していくのが自分達の使命でもあり、日本文化を支えることになる。」小規模ながら、妥協なく本物の味を追求する。それが藤井酒造の心意気なのです。
「竹原の水、竹原の微生物を使う酒造りで、地元に目を向ける人が増えてくれたらと思います。近代の大量生産の中で失われた素晴らしい伝統技術を復刻させ、後世につなぎ文化を継承していくのが自分達の使命でもあり、日本文化を支えることになる。」小規模ながら、妥協なく本物の味を追求する。それが藤井酒造の心意気なのです。
純米大吟醸 生酛(きもと)造り
義大さんに紹介していただいた逸品はこちら。生酛(きもと)造りで、藤井酒造にしか造れない味を目指しました。
「冷で飲むのがおススメ。10度から12度くらいがベストです。クリアでシャープな骨格ですが味に主張もあり、食事に合わせてもしっかり楽しめる味。でも料理の邪魔をしない酒です。」お猪口に注ぐと純米ならではの甘い香りが漂い、いただくと“きりっ”と爽やかで、後口にはほどよい辛さと余韻が続きます。
“龍勢”は明治40年開催の「第1回全国清酒品評会」で第1位を受賞した、藤井酒造の代表的な銘柄です。広島県内だけでなく、北海道から九州の酒屋でも、ネットショップからでも購入ができます。
大変なこと、辛いことがあっても、最高のお酒と美味しい食事があればきっと笑顔になれるはず。私たちの先祖がつないでくれた文化、守り抜かれてきた自然に感謝をしながら、極上の一杯をいただきましょう。
「冷で飲むのがおススメ。10度から12度くらいがベストです。クリアでシャープな骨格ですが味に主張もあり、食事に合わせてもしっかり楽しめる味。でも料理の邪魔をしない酒です。」お猪口に注ぐと純米ならではの甘い香りが漂い、いただくと“きりっ”と爽やかで、後口にはほどよい辛さと余韻が続きます。
“龍勢”は明治40年開催の「第1回全国清酒品評会」で第1位を受賞した、藤井酒造の代表的な銘柄です。広島県内だけでなく、北海道から九州の酒屋でも、ネットショップからでも購入ができます。
大変なこと、辛いことがあっても、最高のお酒と美味しい食事があればきっと笑顔になれるはず。私たちの先祖がつないでくれた文化、守り抜かれてきた自然に感謝をしながら、極上の一杯をいただきましょう。
写真 的野翔太 / 取材・文 日高愛子
店舗情報
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店名
藤井酒造株式会社
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住所
〒725-0022 広島県竹原市本町3丁目4-14
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連絡先
0846-22-2029
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HP
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Instagram
純米酒