No.029カフェラテ

カフェラテ

情熱で日々進歩!ふわふわのカフェラテ

好きなことをして生きていける幸せ。やっぱりこの仕事が大好きです

広島市随一の繁華街の交差点。そこに温かみのある木の外観のお店があります。ナチュラルなインテリアの店内に飾られたドライフラワー、ふわふわのラテアート。カフェ巡りが大好きな女子達の心を掴んで離さないお店の店主、田中裕士さん。「この店のコンセプトは入りやすさ。敷居を下げて、コーヒーの世界への入り口になれたらと思って」。田中さんを一言で表現するなら、ひたむきな努力家。そして熱いハートを持った静かな男。広島のカフェ業界を巻き込みながら、本物のコーヒーの美味しさを伝えたい! と精力的に活動される原動力は「好きなことを仕事にできる喜び」だといいます。

コーヒーが飲めなかった田中さん…運命を変えたエスプレッソ

コーヒーの世界で勝負したい。けれど実はコーヒーが苦手だった田中さん。日々研究する中で運命の出会いがありました。東京のとあるカフェで出会った…一杯のエスプレッソ。「これならコーヒーが苦手な自分でも飲める。これを使ってコーヒーを淹れるんだ」と直感的に決めました。東京には当時からたくさんの、いわゆる「有名店」があり新幹線で向かった田中さん。生まれて初めて美味しいと思えるコーヒーに出会えた旅となりましたが、2日間の滞在中回ったコーヒー屋さんはなんと40店舗近く!どんなものにも果敢にチャレンジする田中さんは、もともと熱心なサッカー少年。ひたむきに努力される姿勢はそこから生まれたのかもしれません。修業時代は勤めていた店の営業が2時に終わると、明け方まで独学でコーヒーを淹れるという猛特訓の日々が続いたといいます。

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コーヒーイベントの主催後にかけられた言葉が…嬉しかった

お店の名前、Progress(プログレス)とは“進歩”という意味。それは田中さんの日々進歩するというコミットメントなのです! その情熱の向かう先はご自身の店だけにとどまらず、広島のコーヒーショップも巻き込み、静かに燃える炎のように広がっています。「広島ラテアートチャレンジマッチ!」や「広島コーヒーフェスティバル」といったイベントを主催しているのは、広島のコーヒー文化をもっと活性化したいという思いから。「東京に比べて広島のコーヒーショップは注目されてないんです。それが悔しくて」。イベント後にお客さんから「あの時からコーヒーシーンが変わったよね」。と言われて目頭が熱くなりました。田中さんの情熱が広島のコーヒーシーンを日々進化させていく。そんな気がしてなりません。

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コーヒーが苦手な人でも美味しく飲めてしまうカフェラテ

ご紹介いただいたのは、カフェラテ。果実みたいなコーヒー豆の旨味を抽出したエスプレッソに軽い口当たりのフォームミルクを注ぎ、その上に可愛いアートを田中さん自ら描きます。お客さんの雰囲気に合わせて描く絵柄を変えたり、カップの色を変えたりしてくれるのでテンションがあがりますよね! 可愛くて写真をたくさん撮りたくなるけど、早めに飲んでいただくのが本来は美味しい飲み方なんですよ。コーヒーが苦手な女の子でも最後まで飲めちゃうくらい優しいお味と口当たり。ミルクの甘味があるのでお砂糖を入れなくても大丈夫なくらいです。お店には田中さん自作レシピのスイーツも充実! ゆっくりカフェタイムを楽しんでくださいね。もちろんコーヒーが好きな人は豆選びから相談すれば、スペシャルなコーヒータイムを楽しめますよ。

写真 加藤郁夫 / 取材・文 日高愛子

店舗情報

写真:カフェラテ

カフェラテ

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