No.045エスプレッソ

エスプレッソ

コーヒー豆本来の旨味を堪能して

コーヒーショップを開きたい

スタイリッシュな黒の看板が目印、国泰寺の駅前通りに面した「AKAM COFFEE WORKS」は、2018年5月にオープンしました。店主の松本敦司さんは、コーヒーが大好きで、趣味で20代前半からコーヒーを勉強し、自らコーヒーを淹れ始めたそう。いつか自分でコーヒーショップを開きたいとの夢が膨らみ、東広島で10年間システムエンジニアとして勤めた車関係の会社を退職。コーヒー専門店で2年間、焙煎などコーヒーに必要なスキルを学び、独立しました。物件探しを始めて、2軒目に紹介してもらったこの場所のテナントを気に入り、焙煎機やエスプレッソマシン、内装などにもこだわった、念願のコーヒーショップをスタートしました。

ほっと一息つける場所

「会社員時代は東広島に住んでいて車通勤だったので、カフェに寄ることはできなかったんですけど。」と笑う松本さん。会社員時代の自分が1番欲しかったお店をコンセプトに、仕事帰りにコーヒーを1杯飲んで、仕事から家に帰るまでの間に、ほっと一息ついてほしいとの思いが込められています。17時を越えると、スーツ姿の男性がちらほら、カウンター席で1杯のコーヒーとともに店主と静かにコーヒー談義を繰り広げているのも穏やかで良い時間。コーヒーと同じくらいビールが好きな店主は、仕事帰りに1杯飲むビールも楽しんでほしいと、海外のクラフトビールも取り揃えました。来年は、BARメニューも増やし、コーヒーを使用したカクテルなどにもチャレンジしていきたいのだとか。

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常に新しい挑戦を

1人でお店を切り盛りしている松本さんは、日替わりのフードメニューにもこだわり、以前は手作りのコーヒーゼリーが大人気だったとか。知り合いのパティシエにオーダーしたケーキや季節の食材を使ったメニューなどのスイーツも人気を呼び、女性客も多く訪れているのだそう。スイーツの種類によっておすすめのコーヒーを提案することも。見た目も可愛いカフェラテやスイーツの数々は、思わず写真を撮りたくなります。美味しいコーヒーを求めて、お昼休みにコーヒーをテイクアウトするお客様も多いのだとか。将来は、お店を人に任せ、焙煎を中心にやっていきたいと語る松本さん。毎日営業前に自家焙煎を行ない、豆に合う焙煎方法を試行錯誤しながら研究を重ねています。トライ&エラーを繰り返し、味の納得いくまで行う焙煎作業は、約3カ月かかったものもあるのだとか。

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とっておきのエスプレッソ

コーヒー豆の旨味をギュっと堪能できるエスプレッソ。えぐみや雑味をなくし、コーヒー豆本来の甘さを感じられる、バランスの取れたオリジナルブレンドをぜひエスプレッソで飲んでほしいと松本さん。エスプレッソは苦いイメージを持たれている方が多いですが、グラニュー糖ときび砂糖と一緒にお出ししているので、しっかり甘さを出したい時はグランニュー糖を、口当たりをよくしたい時はきび砂糖を入れて楽しんでもらうのが、おすすめの飲み方だそう。様々な豆を自家焙煎しているので、飲み頃のコーヒー豆を相談しながら、選ぶ楽しみもあります。その時その時で、違った風合いのコーヒーを楽しめる、とっておきの1杯。店主とコーヒー談義ができるカウンター席がおすすめです。

写真 山本興 / 取材・文  三宅真理子

店舗情報

  • 店名

    AKAM COFFEE WORKS(アーカムコーヒーワークス)

  • 住所

    〒730-0042 広島市中区国泰寺町1-9-7 1F

  • 営業時間・
    定休日

    【営業時間】12:00~19:30 (短縮営業中)
    【定休日】日曜日

  • HP

    https://akamcoffee.theshop.jp

  • Instagram

    https://www.instagram.com/akamcoffeeworks/

  • 注意事項

    駐車場なし、近隣パーキングをご利用ください

写真:エスプレッソ

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