No.076ショルダーバッグ

ショルダーバッグ

丁寧に編まれた洗練された籐かごショルダーバッグ

天然素材でいっぱいのアトリエ

本川町の旧太田川沿いの白いビルの4階に、atelier coconのアトリエショップはあります。ナチュラルでレトロな古民家風の空間に、藤のバッグや かご雑貨、天然素材などが美しく飾られています。“cocon”とはフランス語で“繭”を指す言葉。繭の中の様な柔らかい、優しく守られた場所をイメージして名付けられました。こちらで活動をされているのが、かご作家の麻生紀巳子さんです。紀巳子さんは、ある運命的な出会いからかご作りの世界に入られたのですが、意外にも子供の頃は手先が器用ではなかったそうです。「洋裁をしていた母親からは、不器用だと言われていたんです。まさかこの活動をするなんて想像もしていませんでした。」そんな紀巳子さんがかご編みの楽しさに目覚めたきっかけは…たまたま出会った造形教室のお稽古でした。

造形教室を探していたら…かごバッグと運命の出会い

「子供が絵を描きたいと言って造形教室を探したんです。教室を見つけたら、たまたまそこでかご編み教室をしていたんです。そのかごバッグがとても上品で驚きました。」と当時を振り返る紀巳子さん。「自分が知っているかごバッグのイメージが覆ったんですよね。そして私もやってみたいって思ったんです。」紀巳子さんは、かご編み教室に参加します。出来上がったかごは完璧とは言えなかったけど、達成感と共に「もっとうまくなりたい」という気持ちが芽生えました。無心で黙々と手を動かす心地よさを知り、家中かごだらけになるほど多くのかごを編み続け、腕前も上達していきます。お友達に分けてあげて、また作る…と繰り返しているうちに、知り合いからのお声がけもあり、学校のバザーやマルシェに出店することになります。6年前から本格的に情報発信やオンラインショップを始め、今では日本中から注文が入るようになりました。

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上品な仕上がりの裏にある地道な手作業

紀巳子さんのかごバッグが広まり、やがて「私も編んでみたい」という声も上がるようになりました。初めは自宅などで、そして1年程前からはこちらのアトリエでワークショップをされています。趣味から始まったかご編みですが、今でも仕事だという感覚はなく、自分が楽しみながらという意味では趣味の延長という感覚なのだそうです。
とは言え、イベント前など沢山バッグを編まなくてはいけない時は体力勝負です! 堅い籐は、水に浸すと柔らかくなりますが、籐を曲げながら編んでいくときにはやはり力が必要です。長時間作業すると、腕や背中や指が痛くなるくらい、制作には体力を使います。それでもかご制作には奥深さがあり、飽きることがありません。異素材と組み合わせたバッグを考えたりと年々デザインの幅が広がります。「作ったバッグを日常で使ってくれている様子を見ると、やっててよかったなと思いますね。」と紀巳子さんは嬉しそうに話します。

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一つ一つ手編みで丁寧に作られた籐のショルダーバッグ

今回逸品に選んでいただいたのは、かご編みのショルダーバッグです。持つだけでワンランク上のスタイルに仕上がる上品さ。革のストラップで使い勝手もよし! 春夏のイメージが強いかごバッグですが、実はファー素材とも相性がいいんです。秋冬もバッグにファーを被せれば持ち歩きでき、年中楽しめますよ。中のポーチは取り外し可能で、色や柄の違うポーチを入れれば、また違った印象が楽しめます。何より汚れても洗えるのがいいですよね。
籐は頑丈で劣化もしづらく、お手入れをしながら長く使っていける素材です。そして使っていくうちに艶や色味が変化し、味わいが出てくるのも楽しみのひとつ。いいものを長く使いたい、そんな方にはぴったりです。天然素材に囲まれたナチュラルな雰囲気のお店atelier cocon。川沿いの風を感じながら出かけてみてはいかがでしょうか。

写真 加藤郁夫 / 取材・文 日高愛子

店舗情報

  • 店名

    atelier cocon(アトリエ ココン)

  • 住所

    〒730-0802 広島市中区本川町2-1-4浜本ビル405号室

  • 連絡先

    インスタよりお問い合わせください

  • 営業時間・
    定休日

    【営業時間】営業時間などはインスタの情報をご覧ください
    【定休日】不定休

  • Instagram

    https://www.instagram.com/atelier_cocon_/

  • オンライン
    ショップ

    http://coconroom.thebase.in

写真:ショルダーバッグ

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