No.094アップビートソース
食卓と音楽をリンクする老舗味噌蔵のオリジナルソース
「音楽とリンクした新感覚の調味料」の誕生
「和高醸造の味噌や醤油を、若い世代にも知ってもらいたい」大坪さんが代表になって、初めて取り組んだ新商品のプロジェクトが「アップビートソース」でした。既存の商品のパッケージを変えただけでは振り向いてもらえない、どんな人に喜んでもらう商品にするかと考えたときに、音楽でつながる仲間たちが思い浮かんだと大坪さんは語ります。レゲエの国ジャマイカの郷土料理「ジャークチキン」は大坪さんの得意料理で、仲間とのBBQでも好評を得ていました。「ジャークチキンの漬けダレを商品に」と決め、「音楽仲間にアピールできるものにする」という方向性が定まりました。ラベルには全国各地で活躍中のアーティストNOVOL氏がデザインを担当し、ソースの名前も大好きなBob Marleyの曲「jammin」から付けました。こうして世界の音楽シーンと食を結びつける和高醸造発の新しい調味料が誕生しました。
大坪さんおすすめの逸品/アップビートソース
大坪さんの狙いどおり、音楽業界にアップビートソースが知られるようになると、コラボ商品のオファーも舞い込むようになりました。DJとしても活動する大坪さんが、尊敬してやまないDJ、MURO氏の活動30周年の記念コラボ商品として製造した「Piggin’Sauce」、Lafayetteとコラボの「HOT CHILLI SAUCE」やROOTSOULとコラボした「ROOT SAUCE」など次々に発売。「うちの商品がレコードショップに並ぶ日が来るとは、想像もしませんでした」と大坪さん。その「映える」見た目からも注目を集め、アパレルのセレクトショップなどからも取り扱いの申し出もありました。他にも、東京のクラブでソースのリリースイベントを開催したり、クラブにフード出店をしたりなど、大坪さんの想像を超える展開が待っていました。学生時代にアパレルや音楽の世界の人と仕事がしたいという夢が、形を変えて叶ったことを大坪さんは喜びます。
見た目のインパクトが強い商品ですが、どれも和高醸造の味噌や醤油をはじめ、地元産の野菜や厳選した素材を使い、おいしさを追求したこだわりの商品ばかり。視覚と味覚で音楽を感じながら、「BEAT」を「EAT」する調味料をぜひ体験してみてください。
見た目のインパクトが強い商品ですが、どれも和高醸造の味噌や醤油をはじめ、地元産の野菜や厳選した素材を使い、おいしさを追求したこだわりの商品ばかり。視覚と味覚で音楽を感じながら、「BEAT」を「EAT」する調味料をぜひ体験してみてください。
写真 的野翔太 / 取材・文 山名恭代
店舗情報
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店名
有限会社和高醸造
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住所
〒739-1203 広島県安芸高田市向原町長田4058
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連絡先
0826-46-3420
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営業時間・
定休日【営業時間】9:00~17:00
【定休日】日曜・祝日
※事前に連絡の上、ご来店ください -
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アップビートソース

