No.135クロスチェア
ウッド×帆布の組み木チェア
アウトドアの可能性は無限大
地元福岡の大学で建築を学んだ後、広島の建築関係の会社に就職しました。広島で建築関係の仕事をしていた石倉さんが、アウトドア空間をデザインする仕事を始めたきっかけは、兵庫県にある温泉宿の経営者の方から依頼を受け、兵庫県香美町のアウトドア施設「IPPEN(いっぺん)」をトータルプロデュースしたことでした。まだグランピングという言葉が生まれたばかりだったころ、キャンプ場といえば、昔ながらの施設しかなく、快適でオシャレなアウトドアができる空間は、斬新で新しい場所に仕上がったといいます。それまでは店舗のインテリアデザインをしていた石倉さんは、アウトドアの空間もしっかりデザインしていけば、さらに魅力的な場所になるのではないかと、アウトドア空間に限りない可能性を感じたといいます。
キャンプをデザインする
「3年くらい前からキャンプブームが来て、一般の人にもアウトドアが身近になり、グッズなどの需要も高まっています」。石倉さんにおすすめしてもらったアイテムは、自らデザインしてカタチにしたという「クロスチェア」。8年前に作り、改良を重ねたもので、商品化してほしいとの声が多いアイテムだといいます。目の前で組み立てを見せてもらったところ、あっという間に椅子になり、しかも座り心地もよい。「焚火を眺めながら、長く座るのにもってこいですね!」と、思わずカメラマンと同時に、「早く商品化してください!」と声が揃ってしまいました。キャンプ好きな石倉さんが作る、シンプルで機能的、なおかつオシャレなキャンプ道具があれば、さらにキャンプが楽しくなるに違いない。「元々あるキャンプ場やその周辺などを活かして、活性化・再建するような、街づくりなどもしていきたいし、いつか自分で理想のキャンプ場を作り、経営してみたいです」。一日も早く、石倉さんがプロデュースしたキャンプ場が広島にできますようにと願わずにはいられません。
写真 MiNORU OBARA / 取材・文 三宅真理子
店舗情報
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店名
OUTER(アウター)
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住所
〒730-0043 広島市中区富士見町5-5-901
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連絡先
090-2852-5669
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HP
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Instagram
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