No.143はつかいちの自然と風土が生んだアミューズ醤油
コクと旨味たっぷりのアミューズ醤油
農林水産大臣賞を受賞したこだわりの醤油
初めて農林水産大臣賞を受賞して、3年後の2019年に2回目の農林水産大臣賞を受賞した「佐伯醤油」。受賞の知らせを受けた日の早朝、長く闘病生活を続けていたお父さまが亡くなりました。不思議なご縁を感じ、「父が賞に導いてくれたんだな」と思ったといいます。「しんどい事も多いけど、佐伯醤油として賞をいただいたことで、大きな励みにもなって、関わりのある方々に感謝したい」。お母さまも3年前から現場を離れ、以来製造は一人で行いながら、営業、事務、地域の仕事に加え、2018年から中国醤油醸造協同組合理事長も務めています。阿須賀さんは、和食に欠かすことのできない世界に誇れる調味料である醤油の魅力を、身近な人から伝えていきたいと、広島県内の小中学校で日本醤油協会認定の「しょうゆものしり博士」として出前授業を行っています。醤油ができるまでの原材料の変化や、香りと味の確認など、工場見学でも体験できないプログラムです。子ども達に醤油の魅力を知ってもらうことで、家族で料理を作る楽しさなど、もっと広がっていけばうれしいとの想いがあります。
アミューズ醤油の完成
様々な醤油を生み出してきた「佐伯醤油」は、2018年にスタートした商品開発を支援するプロジェクト「フードバレーはつかいち研究所」で開発している廿日市市の食ブランド「20marche(ハツカマルシェ)」に参加し、開発アドバイザーのフレンチ料理「AKAI」オーナーシェフ赤井顕治さんにも意見をもらい、「はつかいちの自然と風土が生んだアミューズ醤油」が出来上がりました。地元廿日市で採れた「はつはな果蜂園」のはちみつと「前川農園」の大蒜を贅沢に使用しています。コクと旨味がたっぷりの甘口の調味料は、クリームチーズや鶏肉のグリルとの相性抜群。女子会やおもてなしの料理にピッタリです。シンプルなデザインのパッケージは、ギフトにもおすすめ。オリジナルのレシピなども考案しています。様々な用途に合わせることができる、こだわりのお醤油を贈り物にしてみませんか。
写真 山本興 / 取材・文 三宅真理子
店舗情報
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店名
佐伯醤油有限会社
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住所
〒738-0222 廿日市市津田2731
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連絡先
0829-72-0302
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営業時間・
定休日【営業時間】8:00~17:00
【定休日】第1・3土曜・日曜・祝日 -
HP
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Instagram
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オンライン
ショップ -
20marcheオンラインショップ
https://www.20marche.com
はつかいちの自然と風土が生んだアミューズ醤油